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ミイラとゾンビの超残酷ホラー「ミイラ転生 死霊の墓」

映画「ミイラ転生 死霊の墓」イメージ画像

 「ゾンビ」に似せた原題を持つ、「サンゲリア」に似せた残酷描写がいっぱいのゾンビ・ホラー映画。あくまでも「ミイラ」ということで、燻製のような適度に水気を含んだゾンビの腐れ具合、干からび具合が絶妙な気持ち悪さ!わざとらしいこけ脅かし演出も楽しい!
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ざっくり解説「ミイラ転生 死霊の墓」はこんな映画!

「ミイラ転生 死霊の墓」(DAWN OF THE MUMMY)
1981年 イタリア・エジプト 93分(日本版VHS収録時間) 
フランク・アグラマ監督

 「ゾンビ」(78年)が世界的に大ヒット、それに続けと製作された偽続編「サンゲリア」(79年)も好調。その「サンゲリア」に倣ったゾンビが大挙して登場する「ゾンビ3」(80年)まで公開されたその翌年の何匹目かのどじょうが「ミイラ転生 死霊の墓」。
 さすがにまたゾンビじゃ芸が無いと思ったのか、「ミイラ」と呼んでみたものの、ゾンビもミイラも死体であることに変わり無く、登場するのは見た目普通にゾンビです。
 原題は「DAWN OF THE MUMMY」、その意味は、「ミイラの夜明け」。「ゾンビ」の原題が「DAWN OF THE DEAD」、つまり「死者の夜明け」。
 タイトルは「ゾンビ」からいただき、中身は「サンゲリア」からの影響大。ミイラの姿も、親玉である王様のみ、全身包帯のよくあるミイラ男的イメージですが、その他大勢は皆さん「サンゲリア」っぽい腐乱系。
 全体的には昔からあるミイラ男映画のような展開。
 後半突然ゾンビ軍団の襲撃シーンとなり、「サンゲリア」の影響をモロに受けた残酷な人喰い描写の連続となります。

「ミイラ転生 死霊の墓」ストーリー

 古代エジプトの王、サフィラムンの墓が盗掘者たちによって暴かれる。
 そこをたまたまカメラマンとモデルたちの撮影隊が訪れ、棺をバックに撮影開始。すると撮影用ライトの熱で王のミイラが蘇生。更に王と共に死んだ従者たちも砂漠の砂の中から続々と復活。ミイラ男とゾンビ軍団は、盗掘団と撮影隊を次々に喰い殺すと、結婚式で賑わう町を襲撃。町は血みどろ内臓まみれの修羅場と化す。

「ミイラ転生 死霊の墓」ここが見どころ!

幻の未公開ゾンビ映画!

 「ゾンビ」と「サンゲリア」の公開後、ビデオ誌の未公開ホラー映画特集で、「海外ではゾンビ映画がけっこう製作されている」 と紹介されていた作品の中の1本。当時ゾンビといえば虚ろな目つきのノロノロ歩きが定番でしたが、「ゾンビのように増殖性が無く絶対数が限られる分、動きが俊敏で、猫のようにジャンプして人を襲う」と紹介され、日本のゾンビファン、というか私血みどろ監督深沢少年は興味をそそられまくりでした。

ストーリーの整合性は若干怪しい・・・

 墓地内の部屋で王の棺を取り囲んで死んだ従者達が、砂漠の地中から這い出して甦るなど、お話の細部がところどころ雑です。
 大勢いる登場人物も、結局誰が主人公だったのかよく判りません。
 クライマックスの親玉ミイラとの対決シーンでは、大勢いた筈の他のゾンビの存在を、(主人公らしき)登場人物らがすっかり忘れてしまっていることが良く話題に上ります。

「サンゲリア」のような 残酷な人喰い描写の連続

 まあ、シナリオに些細なほころびはあるものの、正直そんなことはどうでもよく、やはりこの映画の見どころはグロテスクなゾンビと残酷シーンです。
 前半は親玉ミイラが1人で頑張り、顔面を無残に抉られたり、首をねじ切られた犠牲者の惨状をバーン!とわざとらしく見せて脅かしてくれます。突然頭上から落ちて来た生首を思わずキャッチしてしまう場面なんて、一歩間違えればコントですが、どうやらマジのようです。
 そして後半、結婚式で賑わう町をゾンビ軍団が襲撃。残酷な食人場面の連続となるクライマックスは、「サンゲリア」で見たような描写も含め、とにかく勢いが凄くて大変愉快。
 特殊メイクを駆使した残酷描写は、人体ダミーの出来など、「サンゲリア」と比べると正直作りはチャチですし、見せ方も洗練されていませんが、旺盛なサービス精神には好感が持てます。
 ゾンビの状態も干からび気味だった「サンゲリア」に比べ、適度に水分を含んだ燻製のような状態で絶妙な気持ち悪さでしたね。

 今となってはゾンビ映画の名作ですが、DVDやブルーレイは国内未発売なんですね。人気作だし、どこか出してても良さそうなもんですがね。

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