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最低ゾンビ映画「ザ・デイシャッフル!死霊の群れ」が凄過ぎて秘宝レベル!

映画「ザ・デイシャッフル!死霊の群れ」解説記事のイメージ画像。

 史上最低のゾンビ映画「ザ・デイシャッフル!死霊の群れ」について詳しく解説します!一度観たら忘れられない!内容、演出、演技ともにあまりにも酷くて珍妙なこの作品。トラッシュ(ゴミ)映画マニア必見の本作の魅力を無理矢理探り出し、熱く語ります!

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ざっくり解説!
「ザ・デイシャッフル!死霊の群れ」はこんな映画

「ザ・デイシャッフル!死霊の群れ」
2000年 日本 65分
監督 脚本 岡崎喜之 
主演 中川大輔 つかもと友希 南あみ 

 ホラー専門映像レーベル・JVD製作の感染者系のゾンビ映画。狭いホテル内を舞台に、狂犬病患者が襲い掛かる。
 ストーリー展開と人物のリアクションが明らかに異常。役者陣の演技力も素人レベル。
 JVDはもともとお色気系Vシネマの製作会社だったためか、前半は濃厚なベッドシーンが不必要に多い。
 後半は、半裸の大人が数人で戯れているだけのような、ゆるいバトルがダラダラ続く。
 脱力必至の小規模ホラー映画。

「ザ・デイシャッフル!死霊の群れ」ストーリー

 裕福な獣医の息子である青年が、ベッドで彼女から「下手クソ」と罵られ、マンションを買えと無茶な要求をされる。傷心の青年はホテルで出張風俗の女性を呼び、その子の優しさに感動。こともあろうに自分の彼女をその場に呼び付け「風俗嬢さんを見習え」と常軌を逸したお説教をする。彼女は当然怒り出し、慰謝料1億円を要求。揉み合いの末彼女は気絶。青年はたまたま持っていた狂犬病の血を彼女に飲ませてしまう。彼女は即狂暴化。隣室のカップルも巻き込まれて噛まれ、狂犬病を即発症。青年と風俗嬢は3人のゾンビ(風の人たち)にホテル内を追い掛け回される。

「ザ・デイシャッフル!死霊の群れ」ここが見どころ!

とにかく全てが変!

 上記のストーリーを読んでいただければ判る通り、少なくともコメディではないシリアスなゾンビ・ホラー映画を撮ろうとして考え付くお話ではありません。
 彼女にベッドでの未熟さを罵られ、傷心から風俗嬢を呼び、ことの後その場へ彼女を呼び付け、風俗嬢さんを見習え!と説教をする気弱な青年が、果たして存在するでしょうか?
 そしてその青年がたまたま狂犬病の血を持っている、なんてことがあり得るでしょうか?百歩譲ってあったとしても、それを恋人に飲ませるでしょうか?
 そんな「?」が連続の展開。
 登場人物たちのリアクションも尋常ではありません。
 例えば、ゾンビから逃げ回る主人公ら2人の前に、殺したはずのゾンビが再登場した際の反応。うんざりしたような表情でゆっくり顔を見合わせた2人は、再びゾンビの方を呆れ顔で振り返り、それからおもむろに逃げ出そうとします。その間ゾンビは待ち状態。ゾンビが現れて呆れるって・・・。そこに緊迫感なんて全くありません。
 この主人公、目の前にゾンビが現れると「あ」とか言いますから。後半のクライマックスは常に白ブリーフ1枚だし。もう、全てがおかしくめまいがしそうです。

ホラー映画愛、ゾンビ映画愛が見当たらない!

 上映時間1時間強の作品なのに、最初のゾンビ登場までに約48分経過。その間に濃厚なベッドシーンが2回。
 で僅かな残り時間にゾンビとのバトルを、まるで本番前の段取りのようなスローなアクションでチャチャッとやっつけます。
 ゾンビメイクは青白く塗るだけ。直接的残酷描写のMAXは、噛まれた肩の傷口から血が噴き出すところでしょうか。でも背中に隠したチューブから血を送ってるだけなので、傷口と出血ポイントが合ってません。
 正直、ホラーやゾンビが大好きな作り手が、本気で面白い映画を見せようとして作ったとはとても思えない仕上がりです。
 愛を感じないんですよね。ホラー愛、ゾンビ愛が見えてこない・・・
 監督のプロフィールを調べたところ、その後精力的にキャリアを積み重ねられ、フィルモグラフィーにはホラー系オリジナルビデオのタイトルがズラリ数十本!
 今ではホラーVシネ界の超ベテランとなった監督が、今現在この作品にどういう感想を持っているのか、気になるところです。

見どころが無い!そこが見どころ!

 あり得ない展開。お手軽なゾンビメイク。残酷描写などのホラー映画的見せ場も無し。
 灰皿や消火器を武器に戦うアクションシーンは、ダミーではなく、多分現場にあった本物を使っているので、当たらないよう気にし過ぎてまるでスローモーション。緩いです。
 ところどころまだ粗編集段階のようなカットつなぎの間の悪さも緩さに拍車をかけます。
 そんな感じでホラー映画的、ゾンビ映画的見どころが全く見当たりません。
 代わりにあるのがやたらとしっかり見せる長いベッドシーン。ただしそっち方面のファンにとっては多分物足りないレベル。
 この見どころが見つからない感じ。どこに萌えたら良いのか分からないというか・・・
 まあ、そういうところが見どころなのかも知れないですねえ・・・
 ネット上の話のネタとしては最高ですからね。現にこうして私も熱く語っちゃてますよ。
 ネット時代になり、脱力ゾンビ映画にも「話題提供」という新たな価値が生まれた、とも言えますかね。

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