新築の高層ビルに霊が取り憑き、怪現象が続発、次々に人が死んでゆくホラー映画、
「ゴーストインフェルノ」について詳しく解説いたします。
「狼男アメリカン」でヒロインを演じたジェニー・アガターが、
ミイラの様な姿の亡霊に追い回され、ビル内を必死で逃げまどいます。
「ゴーストインフェルノ」
(DARK TOWER)
(1987年 スペイン 90分)
出演 ジェニー・アガター
「ゴーストインフェルノ」ストーリー
完成間近の高層ビルで奇怪な事故、事件が相次ぎ、
作業員や警備員が次々に命を落とします。
窓拭き用ゴンドラからの転落死。
エレベーターの墜落事故死。
そしてビル関係者による銃の乱射。
このビルを担当する警備会社の社員ランドールは、
ビル内を彷徨う霊の存在に気付きます。
その霊は中年男で、ビルを設計した女性建築家を狙ってるらしい。
なぜそんな事まで判るの?
実はランドールは霊感が強いのです。
ランドールは心霊研究家と霊能者に協力を依頼。
女性建築家も参加し、
ビル内で霊との交信を試みます。
すると怪現象の元凶である中年男は、
このビルの土台のコンクリートの中に生き埋めにされて死んだ事が分かります。
そして中年男霊が大暴れ。
新たな死者も出る中、
逃げ出した女性建築家は、
行く先々でミイラのような姿の霊に出くわし、
ビル内の一角へ追い詰められます。
と、突然壁が崩れ、そこに出来た穴の中から、
ミイラ化して干し柿のような状態のゾンビが現れます。
「ゴーストインフェルノ」はこんな映画
死者による復讐を描いたホラー映画。
ゾンビ映画として紹介されることが多い作品ですが、
事故や事件で人が死んでゆく展開は、
「オーメン」など、昔のオカルト映画のよう。
登場するゾンビも1人だけです。
出番も後半に少しだけ。
ただしゾンビメイクはかなり不気味で良い感じです。
ミイラのような姿ですが、皮膚感は若干しっとりしてて、
ビーフジャーキーっぽい仕上がり。
派手な残酷描写とかは無いんですが、
ゾンビが不気味。
でもその姿はジャケット等で見せまくりなので、
ジャケ写で全て観終わってしまうような映画です。
あとは・・・
「狼男アメリカン」のヒロイン、
ジェニー・アガターの熱演が見どころですか。
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