「魔界の館」ゾンビ・ホラー

映画「魔界の館」イメージ画像 ゾンビ映画

1985年製ゾンビ映画「魔界の館」を紹介します。
ゾンビもの、というよりは70年代のオカルト映画、といった風情。

「魔界の館」
(THE HORROR STAR)
(1985年 アメリカ 88分)
主演 フェルディナンド・メイン

登場するゾンビはお爺さん一人だけですよ。

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「魔界の館」ストーリー

映画「魔界の館」ゾンビ

墓地に安置された有名なホラー役者の遺体を、
ホラー映画ファンの大学生達が盗み出します。
洋館の中で遺体を囲みパーティーを開く若者達。
記念撮影をしたり無理矢理ダンスさせてみたりと、
偉大な俳優の遺体をオモチャのように扱います。

遺体が盗まれた事を知った未亡人は、
霊能者の力を借り、
「遺体を盗んだ連中を地獄に突き落とすのよ!」
と亡き夫の霊にかなり過激なメッセージを送ります。

で、
「はい」
とホラー役者は甦り、
若者達を一人ずつ殺害。

殺害方法は、
素手で舌を引っこ抜く、刃物で首を切り落とすなど、
お爺ちゃん、けっこう頑張ってスプラッターしてくれます。

が、やはりご老体ですので、
念力で焼き殺す、
念力で棺桶を飛ばしてぶつける、
など、超能力作戦も併用し、
体力を温存します。

映画「魔界の館」念力を使うゾンビ

ところでこのお爺さんゾンビ、
念力を使うときは、
両目のまぶたの端を指先で吊り上げて精神統一をします。
(♪上~がり目、下~がり目、の上がり目の感じ)
結果、
目尻の小じわが伸びて若干若く見える!
という思いがけない二次的効果が!

ご老体による地味な殺戮の末、
どうにか生き残ったカップルが、
慌てて遺体を墓地へ戻しますが・・・・・

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「魔界の館」はこんな映画

ゾンビはお爺さん一人のみです。
ホラー役者ということで、
ドラキュラ伯爵のような衣装に身を包んでいます。
ゾンビメークはほとんど無し。
人も喰いません。
伝染もしません。

なのでゾンビ映画というよりは、
ハマーのドラキュラもののようなイメージの作品ですね。
あるいはオカルトもののような感じも。

映画「魔界の館」生首

80年代ホラーということで、
頭部切断等、特殊メイクによる残酷なシーンは適度に配置されてます。
本当に80年代らしい特殊メイクを売りにした作品に比べると、
かなり少なめですけどね。

劇中、洋館の中にグロゾンビの金字塔「サンゲリア」のポスターが貼られていて、
なんだかそっちの方が観たくなっちゃいましたよ。

70年代頃のホラーっぽい雰囲気を楽しむ作品ですかね。

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