「ヘル・オブ・ザ・リビングデッド」ゾンビ・ホラー

映画「ヘル・オブ・ザ・リビングデッド」アイキャッチ画像 ゾンビ映画

あの名作「ゾンビ」みたいな映画を撮りたいなあ。
てゆうか「ゾンビ」そのものを撮りたいなあ。
よし、撮っちゃえ!
「えいっ!」
てな感じで出来上がっちゃった作品・・・だと思います。多分。
でもちょっと失敗気味。

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「ヘル・オブ・ザ・リビングデッド」ストーリー

「ヘル・オブ・ザ・リビングデッド」
(HELL OF THE LIVING DEAD)
(別題「死霊の魔窟」~TV放映時、及び初版ビデオソフト)
(1980年 イタリア 99分)
監督 ヴィンセント・ドーン(ブルーノ・マッティ)

【ネタバレ注意】
ページ最下部、記事の末尾で結末に触れておりますのでご注意を!

ニューギニアの化学研究施設で変なガスが漏れ出しちゃって、
ゾンビがうじゃうじゃ出て来てしまい、
大変困ったことになります。

特殊部隊とテレビ局スタッフのグループが、
問題の化学施設へ向かいますが、
道中、ゾンビやら裸族やらに行く手を阻まれ面倒くさいです。

「ヘル・オブ・ザ・リビングデッド」はこんな映画

主要登場人物は、
テレビ局クルーのカップルとSWAT隊員、
って「ゾンビ」と全くいっしょ!

SWATがテロリストと戦う「ゾンビ」の名シーンまで再現。
本家では緊迫感に満ちた夜間の銃撃戦でしたが、
こっちでは真っ昼間な上、
なんだかポカポカ陽気でのんびりムード。
SWAT部隊もたったの4人編成。
でもBGMは「ゾンビ」と同じ曲だよ!

そうそう、この作品、
BGMは主に「ゾンビ」のサントラを使用。
結果、
全編にニセモノ感が漂います。

でそのSWATとテレビクルーの男女が
ガス漏れの化学プラントを目指すお話なんですが、
「ゾンビ」のようにヘリでの移動は無理だったみたいで、
車で向かいます。

ジャングルの中を進みますが、
ジャングルっぽい画は全て資料映像。
実際は山のふもとの道みたいな所でばっかりロケしてます。

途中無意味に裸族なんかも出てきます。
なぜかヒロインも無意味に裸になり、
裸族の皆さんとコミュニケーションを取ります。
が、
資料映像の嵐なので正直わけが判りません。
ハッキリ言って、
裸族のフィルムを使いたかっただけです。
ついでに腐乱死体の資料映像なども出てきますが、
本物なので不快極まりないです。

映画「ヘル・オブ・ザ・リビングデッド」のSWAT部隊画像

どこかのんびりムードなSWAT部隊。

作品のコンセプトとしては、
ぼくちんも「ゾンビ」を撮るのら!
ですから(多分)、
死人達の腐れ具合は「ゾンビ」と同程度です。
つまりメイクは肌の青塗りが基本で(少し濃いめ)、
あと傷口をつけたり、少し爛れさせてみたり。

残酷度も「ゾンビ」と同じくらい。
肉を喰いちぎったり、内臓を引き出したり。
特に着弾は頑張ってます。
頭部破裂もしっかりと見せます。

ただゾンビ役のエキストラさん達の動きが
ワザとらしくて若干変です。
うすら笑いの人もいます。

あとSWATの1人が、
ゾンビの群れを余裕でかわし、
手玉に取ってもて遊ぶ場面では、
迫り来るゾンビの動きが明らかに遅いです。

映画「ヘル・オブ・ザ・リビングデッド」うすら笑いのゾンビたち画像

うすら笑いのゾンビたち。

そんな感じで、目的地までの道中、
ゾンビがうようよ出て来ては襲いかかります。
冒頭、「ゾンビ」のモロパクリかと思わせた本作ですが、
本家のように極限下の立て籠り生活などは描かれず(描けず)、
簡単なロードムービー的珍道中に留まります。

それでもこの何かがおかしいゾンビ映画が憎めないのは、
「ゾンビ」みたいな凄いホラーを見せたいの!
という気持ちと頑張りが伝わるからじゃないでしょうか。

映画「ヘル・オブ・ザ・リビングデッド」動きがスロー過ぎるゾンビたち画像

動きがスロー過ぎるゾンビたち。

さてさて、
一行が化学プラントに辿り着くクライマックス、
ヒロインは驚愕の事実に気付きます。
ヒロインがたどり着いたゾンビ現象の真相。
それは・・・

伝説のエンディング(ネタばれ要注意)

※ 以下、真相と結末に触れております!

ヒロインがたどり着いたゾンビ現象驚愕の真相。
それは、

ゾンビ現象は先進国の陰謀なのら!
人口問題を解決するため、
死人を生き返らせて、
途上国の人々に共喰いさせようとしたのら!

そんなバカな!

人口増加とゾンビ蔓延、どっちの方が大問題?

バカな事ばっかり言ってるから、唐突にゾンビが大挙して押し寄せ、
主人公らはあっという間に全員死亡!
ヒロインなんか目ん玉飛び出しちゃいましたよ。

この衝撃のラストでスパッと終わるかと思いきや、
この後、あまり意味の無いゾンビ現象の拡がりを描き、
伝説の底抜けゾンビ地獄は少々ダラダラと幕を閉じるのでした。

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