「アイ・イート・ユア・スキン」ゾンビ・ホラー

アイ・イート・ユア・スキン」アイキャッチ画像 ゾンビ映画

大昔のゾンビ映画「I EAT YOUR SKIN」の解説ページです。
「サンゲリア」の元ネタ的イメージのヴードゥー・ゾンビが登場。
本国では「処刑軍団ザップ」と併映された作品。

「アイ・イート・ユア・スキン」
(I EAT YOUR SKIN)
(1964年 アメリカ 82分)

大昔、西新宿ビデオマーケットにて500円で購入した輸入版ビデオソフトで鑑賞。
当然日本語字幕無し!

※こちらはアメブロ「地獄のゾンビ劇場」旧レビューからの改訂・移行記事です。

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「アイ・イート・ユア・スキン」ストーリー 

「アイ・イート・ユア・スキン」VHSジャケット

輸入盤VHSジャケット

イケメンマッチョでプレイボーイなナイスガイ(推定年齢38歳)が、
仲間数人とセスナで南国の島へ旅行。
レジャー?orビジネス?
私には知る由もありません。
セリフが英語なので。

「アイ・イート・ユア・スキン」主人公

主人公のイケメンオジサン

このイケメンおじさんが島の森を散策しておりますと、
ナタを持ったゾンビが襲いかかってきます。
一緒にいたガイドは首を刎ねられ死亡。

「何この島!?ゾンビいんじゃん!」
イケメンさんは現地在住の白人の金持ちじいさんに説明を求めます。
じいさんは何か説明していますが私にはよく分かりません。
英語なので。

でも確かにちょっと変な島ですよ。
お面を付けたヴードゥー教の司祭のもとに、
夜な夜な島民達が集まっては皆で踊り狂い、
いけにえの首を刎ねたりしてますから。

「アイ・イート・ユア・スキン」ヴードゥーの怪しげな儀式

ヴードゥー教の怪しげな儀式

まあ、ゾンビはひとまず置いとくとして、
イケメンさんは美しいヒロインと知り合い、あっと言う間にベッドイン。
さすがプレイボーイ。

「アイ・イート・ユア・スキン」イケメン・プレイボーイな主人公に即落ちるヒロイン

イケメン・プレイボーイな主人公お見事、即落ちるヒロイン

すっかりラブラブモードで島をデート中の2人は、
森の小屋の中で待機中のゾンビ数人を発見。
更に秘密の研究施設まで発見。
研究室では博士と助手がゾンビを製造中。
その博士はなんとヒロインのお父さん。
誰かの命令でゾンビを作らされている!

・・・のだと思います。多分。
英語が・・・

「アイ・イート・ユア・スキン」ゾンビ製造研究施設

ゾンビ製造研究施設

イケメンさんは仲間とヒロインを連れ島からの脱出を試みますが、
島民とゾンビが一緒になり、
「ワッセ!ワッセ!」と走って追ってきます。
こうなると島民もゾンビも変わりませんよ。

ヒロインら女性陣は島民達にさらわれ、
儀式のいけにえにされかかりますが、
間一髪男性陣が救出。
儀式を取り仕切る悪の司祭の正体は、
なんと白人の金持ちじいさんでしたよ。
博士にゾンビを作らせてたのもコイツです。

イケメンさんら御一向はボートで島を脱出。
博士=ヒロインのお父さんは島民に刺され、
死に際にこの恐るべき事件の真相を語ります。
果たしてその驚愕の真相とは!?

分かりません!
英語。

で何やかやありまして、
イケメンさんとヒロインは無事マイアミビーチでイチャつくのでした。

おしまい。

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「アイ・イート・ユア・スキン」はこんな映画

「アイ・イート・ユア・スキン」木陰から覗くゾンビ

木陰から覗くゾンビ(笑わせようとはしてないと思いますが・・・)

古い古い白黒映画。
ゾンビはヴードゥー教の司祭が操る旧タイプ。
もちろん人肉などは食べません。
単なる忠実な奴隷。
薬品を注射された人がゾンビ化します。

ゾンビメイクは顔中に粘土状の素材を塗り付けた感じ。
目も同じ素材でラフに作っちゃってるのがとても変です。

目蓋に目を描かれちゃった人みたい。

「アイ・イート・ユア・スキン」ゾンビへ変貌中

ゾンビへ変貌中

残酷描写はほとんどありません。
ガイドが首を切り落とされるところと、
ゾンビの顔に松明の炎を押し当てるところぐらい。

いけにえの首を刎ねる場面もありますが、
斬る直前でシーンが切り替わります。

ゾンビ薬を注射された現地人がゾンビに変貌する特殊効果が見せ場のようです。
オーバーラップ処理でちょっとずつ泥んこ顔に変わってゆきます。
狼男映画などで見られた昔ながらの手法。

男女数人で訪れた島にゾンビが出没という設定、
なんだか「サンゲリア」みたい。

「サンゲリア」土中から甦るゾンビ

「サンゲリア」土中から甦るゾンビ

島中に流れる太鼓のリズムや、
森の中をうろつくゾンビのイメージも似てます。
胸を撃たれたゾンビがへっちゃらなところも似てるかな。

技術レベルには格段の差があるものの、
粘土で塗り上げるゾンビメイク手法も同じと言えば同じ。

そう言えばボートの上で博士が死ぬラストの画も似てるなあ。

まあ、「サンゲリア」と言えば、ロメロの「ゾンビ」との差別化を狙い、
クラシカルなヴードゥー・ゾンビ+食人という路線で製作された作品ですからね。

「アイ・イート・ユア・スキン」船で脱出「サンゲリア」と似た画ヅラ

船でゾンビの島を脱出!「サンゲリア」と似た画ヅラ

「サンゲリア」と明らかに違うのは、
古き良きアメリカらしい妙に健康的な明るさ。

仲間が大勢殺され、ヒロインの父も死亡。
襲う側のヴードゥー教信者とは言え、島民も壊滅的大量死。

なのにエンディングはマイアミビーチのプールでイチャつく男女の画。
楽しげなBGMが流れる中、
青空に「THE END」の文字が。

メデタシ、メデタシ。

タイトルの
「I EAT YOUR SKIN」(君のお肌を食べちゃう)は、
「処刑軍団ザップ」との併映時に付けられたもの。
残念ながらお肌を食べるシーンは無し。

映画「処刑軍団ザップ」イメージ画像

「処刑軍団ザップ」とのカップリング(左)

ちなみに「処刑軍団ザップ」の原題は、
「I DRINK YOUR BLOOD」(君の血を飲んじゃう)

食事とドリンクでタイトルだけはバランス良さそうですが、
中身のトーンはかけ離れた二本立てですね。

↓「処刑軍団ザップ」解説ページはこちら。

「処刑軍団ザップ」元祖感染者ゾンビ・ホラー

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